【別館】　　　　amberstation～琥珀駅～　
naruto fan room　二次創作サイト　カカナル傾向

一部カカナル波の国後くらい。アスマが飲み屋でカカシに絡まれております。













『カカシの告白！ザ・ハタ迷惑！！』






ちょっとマジにヤバいのよ、アスマ。
ホント、気をつけてたつもりだったんだけど…
気付いたら惚れてしまったみたいなのよ。
胸もないしさ、色気があるわけでもない、ガキンチョだよ。
これが意外性№1と言わずして、何という。
俺が惚れたんだよ。俺がだよ？この俺が…！？
何よ……その盛大な溜息は！？
こうなると思ってただー？なら、何でもっと早く言ってくれないんだよ！
普通に任務だけ、こなしてるつもりだったのにさ……。
んっとに頭抱えたくもなるよ。
アイツったら、本当、放っておけなくてさ…何だかんだ気にしてたらさぁ…
ちょっとした上目づかいとかさ、先生ー！とか思いっきり駆け寄ってくる様子にさ…
もう、かわいいーとか思っちゃうのよ。
はぁ～～～。溜息はこっちが出るっつーの。
もう、他の娘（こ）に勃たないもん…俺。
何だよその白い目は……。
大丈夫だよ…。まだ手も出してないし。
手がさ…グローブ越しに触れたり、指がちょこっと当たっただけで、電気ビリビリもんで…。
雷切に慣れてるはずなんだけどね～…もう、不思議不思議。ほんっと不思議。
こないださ、任務の空き時間に海辺でデートしたんだよ。
あいつはわかってないけど、俺はデートの気分だったね。
デートだよ。だからデート！
波の国の任務とか言わないでヨー、男のロマンなんだからさ…オマエ五月蠅いよ髭面熊っ！！！
あ…。悪かった。言いすぎでした。帰んなって…まだ話の続きあるから、さ。…ね。
良かったよ…。こんな気持ち久々に味わった。
九尾とかさ…なんか、ごたごた言う輩いるけど。
そんなの関係ないね。俺、あいつの全部受け止めるつもりだから。
あの蒼の目に見つめられてみな…。そらもう、何でもオッケーよ。
俺、マジにナルトゲットするつもりだし…。
待つよ……待つ。待つ。
流石にあの小さい身体に、俺のマグナム入れちゃったらマズイでしょ……。
それくらい、俺、分かってるつもりよ？
ああ、好き。
めちゃくちゃ好き。
恥ずかしいこと言うなって？
無理っ。無理無理！！それ無理だから…
せめてこんな気持ち吐き出す相手の一人は作っとかないとさ～…
堪んないからねぇ。
そ、白羽の矢。勿論オマエ。
当り前でしょー？
他の奴には言えないよ。
うっかり外に漏れてみな…。
俺、火影様に殺されるかもよ……？
だれにも言えないよ～こんなこと。
ああ、もう駄目。
ホント、思い出しただけでドキドキする。
え？！何……。ほんとに何もしてないのか？だって？？？
ああ…アスマ…やっぱりオマエは誤魔化せないよね～…
フフ、も、あんまり堪らなくなってさ…キスだけはしちゃいました♪
任務の時にさ、酷い雷雨で…
ナルトの濡れた唇に…さ、しっかり欲情しちゃったわけで。
雨の滴を指で拭うふりして、そのまま顔寄せちゃった♪
拭いたげるね。とか言ったら、信じるんだよ、あの子は！
く～～～～っ、かっわいいよね～～～～～！！！
何？！犯罪？？？
まだ全部してないよ―――。
分かってる！分かってますよ！！
でも仕方ないじゃない。
もう、大きな一歩踏み出しちゃったし……止められないよ。
勿論。後悔なんかしてない……。
この先、イロイロ大変だろうけど、ね。
何より、アッチの方が我慢出来るか……
かなり心配。
あ、オマエも心配？
………やっぱりね～～～。




あ、紅が迎えに来たみたいよ。

ありがとね～、また相談のってア・ス・マ♪










最後まで読んで頂き、ありがとうございました。　music　by　B'z　「だれにも言えねぇ」