【別館】　　　　amberstation～琥珀駅～　
naruto fan room　二次創作サイト　カカナル傾向

「これを着て欲しいの、嫌はナシね」

「…………………何だってば…コレ」

「フフ、病院といえばコレでしょう。ナース服だよ」

「っんがっ！！！！！！！！！！！！」


吃驚しているナルトにニッコニコと頬笑みかければ、ナルトの顔が茹でダコのようになる。
あ、おもしろい。


「何で俺がナース服着るってば！わけわかんねー」

「ん～～、コスプレだよ～知らない？」

「な、に？コ…コスプ…リ？？？へ？？？」

「ちがーうよ、コ・ス・プ・レ。コスチュームプレイっていうんだよ」

「何だってば、よ……その何たらプレイ……」

「大人の遊びにはね、ま、必要っていうか………、ほど良い刺激というか……」

「は？Ｈすんのに…遊び？？益々わけわかんねー。俺先生と遊びでしてねぇってばよ……」


あ、ムスリとした顔になった。マズイ…。
こんなつもりじゃなかったんだけどねぇ。


「勿論だよ。俺だって真剣にナルトを抱いてるよ！でもね……あのさ……、こう、……大人の、ね……男の嗜みというか……

楽しみというか……ね」

「大人の男の嗜み？………じゃ、みんなそういうことするってば？」

「ん～～、みんなじゃないけど…ね。ま、たま～にね、好きな人に色んなカッコしてもらって、その場の雰囲気を盛り上げる

というか……、こう、何て言うか色んなシュチュエーションを楽しむというか……娯楽の一種？」


自分で説明しておきながら、か～ん～なり苦しいことはわかってるんだけど…
俺の口は止まらない。
だけどナルトは怪訝そうな顔をしながらも『ま、い～ってばよ』とか言って後ろ頭を掻いている。
ああ。こういう単純なところは、俺が愛してやまないナルトの美点なんだよね～
そんなナルトが突然質問を変えてくる。
つ、…次は何だ…！思わず身構えてしまうよ…。


「あ～、ま、先生がどーしてもっていうんなら、お願いは聞くけどさ…、ちょっと疑問が……」

「え？ナニ…！？」

「このナース服さ～…いったいどこから持ってきたってば？」


まさか…木ノ葉病院の看護婦さんのじゃあるまいな…という言外の痛い視線が突き刺さる。
ピランと両手の親指と人差し指で、まるで雑巾でも摘んでいるかのような持ち方だ。き、汚いものじゃないけどね…。
大人の欲望は汚いかもしれないけど……。
それをヒラヒラと振りながら俺の回答を催促する姿は、おい、なかなか迫力あるんじゃあない？


「あ。それはね、普通のナース服じゃないんだよ。ほら、丈も短いでしょ？そういう夜専用のナース服なんだよ～」


笑顔で人差し指を立て、心配しないでね～と答えても、ナルトの表情は難しいままだ。…あれ？


「だから……どこで手に入れたんだってば……」

「え…？どこでって……」


勿論、そういう店にしか置いてません…けど。
何が引っかかってるのかな？ナルト君。


「せんせ…ずっと入院してただろ？こんなの用意したり買い物したりするチャンスねーじゃん」

「あ…。そういうこと？不審がらなくてもさ～、これは見舞の差し入れ品だからね～」

「はぁ～？？このナース服が差し入れ？？？誰だってば、こんなわけわかんねーもん差し入れたの！！」

「あ、それは…ね。…テンゾウだよ」

「テンゾウ？……って、それヤマト隊長じゃん！！！」

「ま、そーだね」

「ヤマト隊長……俺、見る目変わりそうだってばよ……」


ごめんテンゾウ。
俺が頼んで買って来て貰ったのにね。
あんなに嫌がってたのを、ホント無理矢理買いに行かせて、差し入れさせたのに…ね。
しかも今日に間に合うよう、任務で忙しい合間を縫わせて、持ってこさせたのに…ね。
ナース服は、ナルトの中でテンゾウセレクションになっちゃったみたいだよ。
ま、いいか。
本当のことはだまっとこ。

















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by 千之介



う～～～ん。まただ。
エ……エ……エロくならない；；；
すいません；放っておくと、このままどんどん喋り続けそうなのでいったん切ります。
ナース服を買いに行くヤマト隊長…ほとんど羞恥プレイ。見てみたい。



拙い文ではございますが、楽しんで頂けたなら幸いです。
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