「なぁ、サクラちゃ~~~ん」

「どうしたのよ、ナルト。そんな猫なで声出して……あ。それに気になってたんだけど、あんた最近すっごいクマが出てるわよ~。目の下のク・マ!まぁた、カカシせんせーでしょう?いい加減あんたも断んなさい。んっとに、あの上忍師も好きよね~……呆れる通りこして感心しちゃうわ」

「それだってばよ~!」

「なぁによ~~、そんな縋りつくような目して~」

「サクラ様!一生に一度のお願いです!!!俺のお願い聞いて下さいっ!!!」


サクラちゃんは全部知ってる
俺が心を許して相談出来る相手はそんなに数いねぇし
サクラちゃんは俺の良き理解者だ
先生と恋人として付き合うことを伝えた時は、ちょっと複雑な顔をされたけど
『あんたが幸せなら、応援するわよ』って盛大に背中を叩かれた。
カカシ先生と身体の関係になっても、サクラちゃんの態度は変わらないし、いつも気にかけてくれてるのが有難い
だから、こんなことサクラちゃんにしかたのめねぇんだよなぁ……




しかも優秀な医療忍者だし、ね!






「何ですって?もう一回言ってくれる…?」

「いや、サクラちゃんの耳がおかしいわけじゃないってばよ……」

「っちょ…。それを私に、レディーの私に頼むっていうの?あんた!!」

「サクラちゃんにしか頼めねーってば……綱手のばーちゃんなら喜んで何とかしてくれるかもしんねーけど、それで済むとも思えねぇ……。カカシ先生殴り殺されるかも……」

「た…確かに。師匠ならやりかねないわね……ナルト、あんたのことすっごい大事にしてるし」

「だから……お願いだってばよー!!!」

俺はサクラちゃんの目の前で土下座せんばかりの勢いで拝み倒した
サクラちゃんは、ん~~~と腕を組んで考えている
そりゃあ当然だ
簡単にうんと言えることでもないってば……

「勿論ずっとじゃないってば……暫くでいいから!」

「流石に無理。永続的には危険だもの。でも一時的になら…」

「カカシ先生が反省してくれたらいいんだってばよ!だから一時的で……」





「「………………」」



二人とも暫しの沈黙を経て―――



「勃たないようにしてくれなんて………あんた、乙女に頼むことじゃあないわよ、ホントは」
















俺、最終手段で……サクラちゃんに先生をインポにするクスリをお願いしました














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※インポ=インポテンツの意

【Impotenz】←ドイツ語

男性が、器質的または精神的原因により性行為ができないこと。陰茎の勃起不全をいうことが多い。性交不能症。

インポ。→勃起不全

(by yahooネット辞書)

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